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da Vinci 2.0 Duo 二色印刷をしてみよう!! (二色.STLデータの作り方)

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この記事は、XYZwear Ver.1.1.33.3 でのレポートです。

3Dプリンターを二台入手した結果わかったことを上げておきます。

  • 3Dプリンターの機種によって設定できる項目が違う。
  • 3Dプリンターの機種によって性能がバラバラなので、同じパラグラフを入力しても仕上がりがぜんぜん違う。
  • 入手した機種の性格を知るために何度かテスト印刷し、自分のモデルに合ったパラグラフ設定を見極める。
  • 純正フィラメントもメーカーごとに様々で、仕上がりや質感が違う。
  • 同じオブジェクトを印刷しても、プリントアウト時間がぜんぜん違う。

まぁ、判った事は、ご家庭用3Dプリンターを手に入れたなら、使いこなせるようになるまでに少々の時間というか、テストプリントが必要です。

オレのマシン!!」を手に入れたのならば、何度も触って、使って、プリントアウトして、愛して愛して、自分の言うことを聞く3Dプリンターに仕上げる必要があるということです。

マシンも、人間も、お互いに「できる事」と「できない事」を出し合って、歩み寄って作品を作り上げるということですね!!

これは、3Dプリンターだけに言える事ではなく、全ての道具や機械にいえる事だと思います。

定規やはさみもいろいろな種類があるし、使い慣れて初めて道具として使えるということです。

道具として使えるレベルに達しないと、作品を作るときに使う必要が無いですからね。

da Vinci 2.0 Duo 二色印刷をしてみよう!!

さて、今回はda Vinci 2.0 Duoの最大の特徴である2ヘッドの威力を見せてもらいましょう。

da Vinci 2.0 Duo には、こんな感じで2個のヘッド(エクストルーダー)が付いています。

IMG_0836

ここでフィラメントを熱して溶かして、ニュルニュッと出して、オブジェクトを作ります。

ヘッドが二個になったことにリ、出力サイズも変わりました。

ダヴィンチ1.0A = 20 cm x 20 cm x 20 cm

ダヴィンチ2.0 Duo = 15 cm x 20 cm x 20 cm

ヘッドの設置面積分の 5Cm がそのまま出力範囲に影響したということです。

この 5Cm は、出力サイズの小さな家庭用3Dプリンターでは結構デカイ 5Cm だ!!

ただし、ダ・ヴィンチ シリーズは、10万円を切る低価格でありながら、20Cmクラスの出力範囲があるので、ここは弱みにはならないでしょう。

二色印刷用の.STLデータの作り方!!

まず、前回の印刷で判った事は、色別の印刷をするためには、専用のデータの作り方があるということです。

今回のオフジェはこれだ!!

001

赤が多いって!!

だって、最初から付いて来たフィラメントが赤と白だったんだから・・・。

作成したソフトはいつものように 123D design です。

モデリングラインを表示したらこんな感じ。

001

どんな風にグループ化されているかというと、2つにグループ化されています。

立方体の本体部分とサイコロの出目の部分を別々にモデリングして位置とサイズをあわせています。

この位置あわせとサイズあわせが重要だよ!!

今日はモデリングが本題ではないので、 モデリングの位置あわせとサイズあわせの部分は詳しくは説明しません。

※ ご要望があれば後日するかもしれません・・・。

<(_ _)>

 

さて、この二つのグループの3Dモデルを一度に出力すると、da Vinci 2.0 Duo のドライバーソフトである「XYZware」は一つのオブジェクトとして認識してしまうので駄目です・・・。

配置の修正記事書きました。
<(_ _)>

なので、上記の図のように2色に印刷したいならば、2つの.STLファイルに分割して書き出します。

  • サイコロ本体.stl
  • さいころの目.stl

ちち

XYZwareで読み込みだ!!

XYZwearでは、インポートなんてコマンドはありません。

「開く」でアイコンをクリックして読み込みます。

先ずは、本体部分のサイコロ本体.stl を開きます。

ちち

次に出目の部分のさいころの目.stl を開きます。

んーー、こんな感じ・・・。

ずれているジャン!!

ちち

まぁねぇ・・・

STLファイルの書き出しのときに、いくら座標軸をキッチリと合わせても、別々のSTLファイルにして読み込んだ段階で、別々のオブジェクトに認識されて・・・

自動配置機能が働き、こんな配置になります・・・

まぁ、理屈は判るんだけれど・・・

さて、気を取り直して再配置だ!!

エクストルーダーの指定だぜ!!

次に出目の部分のさいころの目を右クリックしてプルダウンメニューを開きます。

私のda Vinci 2.0 Duoでは、エクストルーダー(3Dプリンターヘッド)2に赤をセットしています。

なので、ここでエクストルーダー2(左)を選択します。

名称未設定-1

この色指定・・・
設定項目で変えられるんだけれど・・・
不自然にいっぱい色があるんだよ。
XYZprinting社様がこれだけのフィラメントカラー出すとは思えないし・・・
それと、ここでのカラー指定とカートリッジのカラーは全く関係ないよ!!
ICチップ付の専用フィラメントならば、この辺りも連動すればいいのにね!!

ちち

んーー、若干判りやすくなったかな?

合体-位置あわせ!!

出目の部分のさいころの目をクリックして選択します。

次に移動アイコンをクリックして、移動メニューを出します。

X軸、Y軸、Z軸、のスライダーを動かして、ぴったり位置が合うように移動します。

ちち

コツは、大まかな位置あわせをスライダーであわせて、細かな位置あわせ(0.1mm単位)は数字をクリックして直接入力しながら微調整していくとうまくいくぞ!!

ちち

表示アイコンをクリックして上下左右前後に表示を変えて、拡大縮小も使って位置をあわせます。

最終的に、数字入力で0.0×単位で入力して位置をあわせたりします。

んーー、ここら辺りは経験と慣れなんだよね・・・。

名称未設定-1

拡大して、確かめよう!!

ピッタリ合ったら気持ちいいぞ!!

というか、ピッタリあわせてください。

.3W形式で書き出しだ!!

位置が合ったところで、da Vinci シリーズの共通フォーマットである.3W書式に書き出します。

保存アイコンをクリックします。

エクスポートダイアログが開き、書き出すをクリックするとデーターのスライスが開始され保存されます。

必要があれば・・・

いゃ、きっと必要なので詳細をクリックして、出力設定を行ってください。

詳しくは前の記事を参考に!!

.3W形式に書き出すと、出力設定の変更はできません。

ちち

書き出すをクリックするとスライシング開始!!

そそそ

今回は3分ほどかかった。

このパラグラフ、テキスト情報としてコピー機能があれば良いんだけれどねぇ・・・

ちち

.3W形式に変換された後は、何も触れないので、オブジェクトの位置がずれる事はありません!!

また、エクストルーダー別にグラフィックも色指定されているので、判りやすい。

ちち

おっと!!

ここで大事なこと!!

da Vinci 2.0 Duoに限ったことじゃないんだけれど、

3Dプリンターは出力するオブジェクトがプラットフォームの中心にある方がプリントミスが少なくなります。

これは駄目な例・・・

配置したオブジェクトが中心ではない・・・

ちち

下の図は、オブジェクトが中心に位置している。

この位置が、失敗が少ない!!

この小さな事の積み重ねが、3Dプリンターの性能を少しずつ引き出すコツなんです。

大切なことだから、覚えておいてください!!

φ(・_・”)メモメモ

ちち

 

プリントアウト!!

こんな感じでプリントアウト!!

軽快なアブダクション音と共にプリントアウトをしてくれるダ・ヴィンチ 2.0 Duo 最高だぜ!!

2ヘッドになってプリントアウト時間が多くなるかというと・・・

あまり感じませんでした。

約一時間でプリントアウト完了!!

結構良くできてるジャン!!

以前、見せていただいたダ・ヴィンチ 1.0 A から比べて、出力品質が良くなってるような気がします。

IMG_0834

IMG_0838

んん?

そうなんだ!!

赤玉と赤玉の間がピンクになっていますね!!

これは、左の赤玉を書いた直後に、右の赤玉を書いたので、フィラメントが伸びた?

細く線を引いて、白のフィラメントに混ざっちゃった結果、こんな現象が起こったのかな?

IMG_0839

まぁ、些細な問題? 些細な問題!!

二色印刷の場合は、フィラメントどうしの色の干渉も考慮に入れてモデリングとエクストルーダーの指定が必要なのかもしれません。

この執筆中にXYZwearのバージョンアップがありました。

2015年1月15日、現在は Ver.1.1.34.7 です。

どこが変わったのかな?

問題も徐々に解決していくのかもしれません。

今回はこの2つのヘッドを二色印刷に使いました。

また、ラフトやサポート材を別のフィラメントにする設定もあるみたいです。

まぁ、XYZprinting社さんは、水溶性のフィラメントをまだ発売していないので、除去作業から開放される日はまだ遠いかな?

フィラメントも様々な種類が出てきそうなので、柔らか素材とかでてきそう!!

XYZprinting社さん!!

がんばってくれ!!

この業界は日進月歩だから、まだまだ目が離せないぞ!!

低価格3Dプリンター da Vinci 2.0 Duo!!

コストパフォーマンスの良い3Dプリンターとされているぞ!!

 

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