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da Vinci 2.0 Duoの精度をちょっと計ってみよう!!

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IMG_0836

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お家にやってきた、da Vinci 2.0 Duo君はテストテストの毎日です。

今までのテストで判った事は・・・

da Vinci 2.0 Duoの性能を最高に引き出すには、da Vinci 2.0 Duo用の3Dデータが必要ですよ!!

ということ!!

まぁ、そうだよね。

というわけで、da Vinci 2.0 Duoが、何がどこまで得意なのか出力テストをして見ましょう!!

出力テストNo.1  厚さの出力誤差

dd

幅    1cm

高さ 2cm

厚さが、7種類です。

右から、5mm、4mm、3mm、2mm、1mm、0.8mm、0.5mm、の3Dデータをつくりました。

プリントアウトしたらこんな感じ・・・。

IMG_0845

さて、3個出力して、平均を出した結果・・・

設定出力 実際出力の平均 誤差
 5mm  5.21mm 0.21mm
 4mm  4.21mm 0.21mm
3mm 3.49mm 0.49mm
2mm 2.26mm 0.26mm
1mm 1.21mm 0.12mm
0.8mm 0.67mm 0.13mm
0.5mm 0.54mm 0.04mm

誤差平均は、0.264mm なので、誤差は±0.3mmというところでしょう。

んー、このあたりはご家庭用3Dプリンターのトップクラスというところなのですが・・・

数字の平均を出すのではなく、中心値を考えると、±0.3mm+0.2mmといったところかな?

da Vinci 2.0 Duo君は、どうしても0.2mmほど膨らんで出力してしまう傾向にあるようです。

最初にプリントアウトした遊星歯車が回らなかった理由もこの辺りにあるようです。

そして、すこぶる弱い!!

1mm以下の出力はすぐにペキペキ折れてしまいます。

IMG_0846

これは、da Vinci 2.0 Duo訓が悪いわけではありません。

熱溶解積層方式の3Dプリンターの宿命というか、出力構造上の特徴です。

ヘッド(エクストルーダー)の起動と平行方向の強度がありません。

なので、いくら金属が出力できるご家庭用3Dプリンターがお手ごろ価格で帰るようになっても、拳銃などを一発プリントアウト!!

なんて考えないでください。

暴発して自分の手がぶっ飛びます!!

そうでした!!

銃をプリントアウトすることは、日本の法律で禁止されているので、良い子の皆はやっちゃだめだぞ!!

技術は正しい知識と正義の心で使ってね!!

 

さて、直線の出力誤差がわかったから、次は円の出力誤差を図りましょう。

出力テストNo.2 円の出力誤差

じつは、この出力テスト用のファイルは、ネット上にもあります。

DSC04368_preview_featured

ダウンロードしたら、サッと印刷できる便利な時代ですね。

Make: 2015 3D Printer Shoot Out Test Models

この中の、negative_space_tolerance_test_preview_featuredを使用します。

negative_space_tolerance_test_preview_featured

 

直径7.5mmの円柱と、その円柱が入るスペースで構成されたオブジェクトです。

しかし、円の直径が違います。

オフセット(offset)という3D CADのコマンドで、少し穴の直径を大きくしています。

ゆとりを持たせているんですね。

そのゆとりのサイズが、0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mmです。

最初のテストで、da Vinci 2.0 Duoは0.2mm程大きくプリントアウトされる傾向にあることが判りました。

なので、これをこのままプリントアウトしても、0.2mm、0.3mm、0.4mm、までは抜けないということが最初から判っています。

なので、今回は穴の空いたオブジェクトと中に入る円柱のオブジェクトはバラバラにプリントアウトします。

dd

このテストは、組み立てパーツを作るときなど、どのぐらいのオフセットを設定するのが妥当かという判断になります。

テストの結果、0.2mm、0.3mm、0.4mm、の穴には入りませんでした。

ここまでは、予想道理ですね。

オフセット0.5mmでは、ギリギリ入るけれど、一度入ったらもう抜けない・・・・。

オフセット0.6mmでは、きっちり入るし、ギリギリ取り出せる!!

上記のテスト結果を元に、da Vinci 2.0 Duoのオフセット設定は0.6mm以上が好ましい。

また、オフセット0.4mm以下では、オブジェクトとオブジェクトが出力時に癒着してしまう危険がある。

ということです。

さて、次のテストは!!

出力テストNo.3 サポート材無しの傾斜角度判定

ご家庭用3D3Dプリンターの多くは、出力時にサポート材を必要とします。

しかし、サポート材を取り外すのは結構手間のいる作業です。

なので、サポート材が必要としないオブジェクトの設計や配置などを考慮するやり方があります。

そのテストとして傾斜角度テストをするのです。

今回は、こんなファイルを使います。

overhang_test_preview_featured

四段階に30度、45度、60度、70度に傾斜しています。

んじゃ、サクッとプリントアウト!!

ふんふん、上から見たときには綺麗にプリントアウトされているように見えますね!!

IMG_0849

しかし、このテストでは、横や下から見る事が重要になります。

本来ならばサポート材が出力されてプリントアウトされる部分なのですが、そのサポート材出力をOffにしています。

なので、サポート無しの出力では、先に行くほど重力に逆らえず・・・

膨れていますね。

IMG_0850

裏からみた場合は、こんな感じ・・・。

IMG_0851

このテストでわかった結果は!!

傾斜角度30度までのオブジェクトならばサポート材無しで出力も可能という事がわかりました。

こんな感じに、出力テストを繰り返して自分の3Dプリンターの特性を理解したうえで、モデリングすると作業効率が格段に上がります。

3Dプリンターヲ手にいれたなら、最初はネット上のデータをいろいろプリントアウトするのも楽しいです。

次の段階は、自分で3Dデータを作るのですが、

その前に自分の3Dプリンターがどのような性格を持っているのかをテストする事は、作業効率を高めるためには大変重要な作業です。

 

さぁ、皆も自分の3Dプリンターを手に入れて、ガンガン印刷しよう!!

その前に自分のマシンを愛するためにテストプリントをしよう!!

相手のできること、できないことが判らないと、君たちの無理難題を聞いてくれないぞ”!!

まだまだご家庭用3Dプリンターは、各会社や機種によって性能がばらばらだ!!

できないことに目を向けるのではなく、できることをバンバンさせて、褒めて褒めて褒めちぎると、君のスキルもアップするぞ!!

昔の偉い人が言っていたぞ!

機械は手の延長である!!

だそうだ!!

 

今日はこれまで。

<(_ _)>

 

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