書き換えが終わった!!
新しい世界へようこそ!!
これで貴方のda Vinci 1.0 A は生まれ変わりました!!
(((o(*゚▽゚*)o)))
da Vinci Pro にも負けないぞ!!
(≧▽≦)
Repetier-Host を起動して設定をしよう!!
といってもRepetier-Host の設定項目は多岐にわたるので、da Vinci 1.0A の私の設定を残しておきますね。
この設定を手掛かりに、自分の改造da Vinci 1.0A の設定を追い込んでいってください。
また、この改造da Vinci 1.0A はSimplify 3D にもそのままつながります。
(≧▽≦)
先ずはプリンター設定です。
メニュー → 設定 → プリンタの設定を開いてください。
COMポートはそれぞれ違います。
USBで接続されているUSBポートを指定してください。
ここでの設定のミソは送り速度です。
ホットエンドの温度初期値とヒートベット温度初期設定は0℃にしておきましよう。
da Vinci Duo の場合は、ホットエンド数を2にします。
これで2ヘッドプリンターに対応します。
Max. Bed Temperature で設定した温度以上には、ヘッドは加熱されません。
ここの設定温度は、後のフィラメント設定より優先されます。
いんら自由に温度を設定できるといっても、高温すぎると3Dプリンター本体を壊しちゃうよね!!
o(;△;)o
ここは印刷エリアの設定をします。
da Vinci 1.0A はX200、Y200、Z200です。
da Vinci Duoの合はX150、Y200、Z200です。
スライサーの設定だよー!!
いよいよスライサーの設定です。
このスライサーの設定によって性能が変わります。
また、スライサーによって出力の得意、不得意があります。
先ずは、全ての基本であるSlic3rを元に設定していきます。
Slic3rを元にする理由は、
- 一番基本的なスライスアルゴリズム
- アップデートが頻繁
- ネット上で情報が豊富
- きっちりと設定すれば、サポート材がパリパリと手で外せる
プリンター、フィラメント、プリンター制御コマンドの三種類から始めましょう。
プノンター セッティング(Printer setting)
Layer height:ここは印刷レイヤーの高さです。
Z軸の解像度です。
0.4mmのノズルを基本に基本設定を出していくので、最初は0.2mmで様々なパラグラフを追い込んで行きます。
自分の3Dプリンターの性能や癖を確りと把握した後に、0.3mmやその他のノズルに手を出したほうが高品質出力への近道です。
First layer height:ここは、第一レイヤーの設定です。
第一層の出力は少し多めに出力します。
第一層を多めに出力するすることによりプラットフォーム(ベット)にくっ付く強度が変わります。
ここは充填率(インフィル)の設定です。
下の図では20%に設定されています。
ABSの場合充填率が高いと強度は高くなりますが、それだけ収縮率が高くなり変形の原因になります。
私は5%ぐらいに設定する場合が多いです。
また、ここでインフィルパターンの設定もできます。
ここはスカートとプリムの設定をします。
スカートとは、印刷が始まる前に出力物の周りをグルグルと出力して溶けたフィラメントの出力を安定させます。
小さいオブジェクトを印刷するときは三周ぐらい・・・。
大きなオブジェクトを印刷する場合は一周でもOKよ!!
プリムは印刷物をプラットフオーム(ベッド)にくっ付けるために広く印刷するパーツです。
出力物が剥がれやすい場合は、少々多めにすれば解決する場合があります。
サポート材の設定です。
どの角度からサポート材を発生させるか?
本体とサポート材との距離等を設定します。
ここを追い込んでいくと、出力後に手でパリパリ取れるサポート材の設定が実現します。
先ずは、そうそう気負わずに、下の図のように設定してください。
全体の出力がバランスよくできるようになってから追い込んでいきましょう!!
(≧▽≦)
スピード設定
通常の印刷速度や小さい場所、ブリッジ、インフィルなど様々な場所の印刷速度を設定することができます。
da Vinci 1.0Aは、とても遅い3Dプリンターのです。
それはモータードライブユニットとステッピングモーターの性能がチョット低いからです。
早く出力すればするほど印刷品質は落ちていきます・・・。
( ノД`)
最初は凄く遅い速度で設定します。
この速度で綺麗に出力できるようになってから徐々にスピードを上げていきましょう。
マルチエクストルーダー設定。
da Vinci Duoの場合は、二つ目のエクストルーダー(ヘッド)を設定します。
da Vinci 1.0Aの場合は1のままですね。
アドバンスド(高度な設定)
ここで押し出し量の設定をしますが・・・。
最初は下の図の数値をそのまま使ってください。
プリンターの設定
もう一つプリンターの設定があります。
ここは出力前と出力後にヘッドやプラットフオーム、ファンなどにGコードを送くる接いをします。
最初は何も考えずコピペしてください。
Gコードが分かってきたら、各コマンドを調べてみてね!!
start G-code
M140 S[first_layer_bed_temperature] ; Bed (no wait) M106 S255 ; Start fan G90 ; set absolute coordinates G28 ; home all axis M190 S[first_layer_bed_temperature] ; Bed (wait) M104 S[first_layer_temperature] ; Extruder (no wait) M109 S[first_layer_temperature] ; Extruder (wait) M117 Start M117 Cleaning M100 ; Cleaning M117 Printing |
End G-code
M117 Done G92 E0 ; reset extrusion distance G1 E-3 F600 ; Retract M104 S0 ; turn off extruder M140 S0 ; turn off Bed G90 ; Absolute G28 X-33 Y-12 ; home x & y G1 Z100 ; Lower bed M117 Down Bed M100 ; Cleaning M117 Cleaning G28 X-33 Y-12 ; home x & y M84 ; Disable motors M117 Remove Print |
フィラメントの設定だよー!!
上記の項目は、3Dプリンターの性能に合わせた設定になります。
そして、ここからはフィラメントの設定です。
フィラメントには様々な種類があるので、最適な設定を導き出すのは少々骨の折れる作業です。
しかし、ここをマスターしたら貴方の3Dプリンターライフはガンガン広がります!!
(≧▽≦)
これはABSフィラメントの初期設定として使って下さ。
フィラメントの太さや初期温度などを設定します。
プラットフォーム(ベッド)から剥がれる場合にはFast layerの温度を少し上げると解決する場合があります。
でも、上げ過ぎないようにね!!
また、フィラメントの値段を入力すると、使用量に応じて値段を出してくれたりします。
(;^_^A
ここは冷却ファンの設定をします。
最初はマックス100%で設定していきます。
フィラメントの種類によっては、第一層を印刷するときにファンの出力を弱めたり、止めたりする場合があります。
さいしょの設定は全開100%でガンガン冷やしましょう!!
(≧▽≦)
お疲れさまでした!!
(≧▽≦)
さぁ、生まれ変わったda Vinciで出力してみよう!!
(((o(*゚▽゚*)o)))
まとめ
結構長い特集になってしまいました。
しかし、これで貴方のda Vinci は生まれ変わりました!!
(((o(*゚▽゚*)o)))
Repetier-Hostを使って様々なフィラメントが使えるようになりました!!
しかし、Repetier-Hostの設定はまだまだ沢山あります。
そのすべてが綺麗な出力を実現するためにあるのですが・・・。
全てのパラグラフを覚える必要はありません。
一つ一つのパラグラフが何をするのか?
どこの数値を触ると、何に影響するのか?
どの数値が何に関連しているのか?
触りがいがあります。
この細かい設定を放棄することで、御家庭用の3Dプリンターは一定の品質を維持しています。
しかし、各3Dプリンターの個体差をバッサリと切り捨てているので、一定の性能以上出せなかったのです。
貴方の生まれ変わったda Vinci の個体性能に合わせた設定を導き出してください。
(((o(*゚▽゚*)o)))
追伸、
詳しくはここを参照にしてください。
日本語(旧バージョン)
http://yamanchu.guhaw.com/indextop
英語バージョン(最新)