ヘルボーイの愛銃 サマリタン のバレル部分の出力が終わりました!!
出力時間、15時間1分54秒かぁ・・・
長かった。
いや、べつに私は何もしていないんですけれどね、
そうそう、da Vinci 2.0 Duo さんががんばってくれただけです。
機械に感謝!!
(*^o^*)
なんとなく計っていたのですが、15時間30分ぐらいかかっていたのは御愛嬌!!
今回のZ軸(高さ)の出力は0.1mmのクオリティーで出力しました。
クオリティーはこのぐらいです。
以下の写真は、出力してサポート材をはがした状態です。
まだヤスリはかけていません。
このバレルを0.1mm単位にスライスしたデーターを一枚一枚da Vinci 2.0 DuoさんがABS樹脂で描いて積み重ねてくれたのです。
da Vinci 2.0 Duo 君、ご苦労様でした。
ヾ(@^▽^@)ノ
なので、このZ軸の厚さを0.2mmにすると、時間は半分になるはずです。
Z軸の移動量はスライスの高さと同じです。
この数字(高さ)は小さければ小さいほど出力時間が長くなり、
表面処理のクオリティーが良くなるはずなのですが・・・。
これが中々難しい・・・。
da Vinci シリーズのドライバーであるXYZwearでは以下の四種類のピッチが選べます。
0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.4mm
出力されるオブジェクトの表面のクオリティーが、この数字一つでは決まらないからです。
(ノд・。)
速度やシェルといった項目も含めて、自分の3Dプリンターに最適なパラグラフを見つけなければなりません。
この辺りは、試行錯誤というか・・・。
3Dプリンターの各筐体に微妙な性格というか、当たりはずれというか・・・
何度か出力して自分の3Dプリンターに適切なパラグラフを探す必要があります。
大丈夫、心配はありません。
da Vinci シリーズは専用のフィラメントを使用しますし、
設定するパラグラフも多くありません。
(*^o^*)
さて、次々にパーツを出力しなければサマリタンは組み立てられません。
次の大物はアッパーフレームです。
ここで少々注意が必要です。
下の図の赤で囲った場所は、可動部で力がかかる場所です。
この場所には、動かしたときに力がかかります。
中身を空っぽら出力できる3Dプリンターは、材料(フィラメント)を節約できたり、
出力時間を大幅に短出できたりするのですが、
出力設定をスカスカにしてしまうと、可動部強度の問題が発生します。
また、出力配置にも気をけなければなりません。
3Dプリンターは、樹脂を出力して積み重ねていく特性上、年輪というか層というか、
水平面に対して力を受けると大変弱い・・・
(ノд・。)
このパーツならばこんな感じ・・・
出力するオブジェクトの配置の角度を変更して、
パーツの狭い部分と出力面の角度を変更する方法もありますが、
今回は、内部充填密度の変更で対処します。
- 0%は空っぽです。
- 軽くて、弱くて、
- フィラメントが節約できます。
- 50%は結構詰まっています。
- 強く、ガッチリとした出力になります。
- フィラメントもそこそこ消費します。
- 最高90%
- ガッチリ詰まっています、
- 硬いです、重いです。
- フィラメントをたくさん消費します。
- そして、ABS出力では変形を伴う出力です。
どの出力設定が優れているとは決まっていません。
フィラメントの消費量にこだわっている?
だって、da Vinciのフィラメンと高いんだもの・・・。
(ノд・。)
サマリタンの要求される強度の大体の目安をつけて、出力するオブジェクトの件を設定します。
可動部が折れたりするのは悲しいので・・・。
今回のサマリタンは、50%に設定します!!
ヾ(@^▽^@)ノ
そのた、いくつかのパラグラフを設定してスライス開始!!
ヾ(@^▽^@)ノ
XYZwearのバージョンがアップしているようで、スライスの時間は短くなったよ。
そして、スライスが終わったら印刷開始!!
画面をズームすると、スライスのレベルというか、
プリンターヘッドが動くラインが確認できます。
下の図のギザギザに見える幅が0.1mmです。
今回の出力設定はこんな感じ!!
それじゃ!!
7時間35分13秒後の出力を楽しみにしよう!!
頼んだよ!!
俺の da Vinci 2.0 Duo !!