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家庭用3Dプリンターの問題点③、フィラメントのテーブルとの定着不良。


今日は昨日の続きです。
温度管理で何とかする方法は沢山あり過ぎた・・・。

自作の3Dプリンターではこの辺りはいじり放題で楽しさ無限大!!

そして膨大な時間の引き換えに多くの知識が身に付きます。

そして、メーカー完成品の3Dプリンターはこの辺りを触れない機種が多いです。

しかし、メーカー製品は大きなハスズレを掴んでしまわない限り良く考えられています。

商品の金額は時間との取引ですね。

反り対策は大きく分けて2つ、合計6種類!!

  1. 温度管理する
    1. プラットフォームの温度管理
    2. ヘッドの温度管理
    3. ファンを止める
    4. ボックスで覆う
  2. プラットフォームにガッチリ付ける!!
    1. ノリやシートでくっ付ける。
    2. 底辺の角を意識したデータを作る。

今日も続き記事書くよー!!

2 プラットフォームにガッチリ付ける!!

  1. ノリやシートでくっ付ける。

うんうん、シートやノリで貼り付ける。

先ずはシートですね。

カブトンテープが主流なのですが・・・。

このカプトンテープとは何なのかというと・・・。

耐熱・耐寒性、機械特性、電気特性、耐薬品性などに優れたカプトン(ポリイミドフィルム)をベースに、シリコーン系粘着剤を塗布した電気絶縁用、耐熱マスキング用テープです。

だそうです。

3Dプリンターの場合は、プラットフォーム(ヒートベット)にはりつけて使用します。

このカプトンテープ・・・。

シワ無く、段差も無く初りけるのは中々大変か作業です。

ホント、私も苦労した・・・。

耐熱なので、プラットフォームを少々加熱してもOKなので良く使われています。

しかし使いにくい・・・。

そして出てきたプラットフォーム専用のシート・シールが開発されました!!

(((o(*゚▽゚*)o)))

タックシートと言う奴です。

様々なメーカーから、様々なサイズとお値段の賞品が出ています。

これが中々の優れものです。

ガッチリくっ付いて、外すときはパリッと剥げます。

製品が出始めたときにはガッチリとくっ付きすぎる商品もありましたが、最近はGood!! な仕様の商品が多くなって安心です。

しかし、ここも設定温度が中々大切!!

メーカー純正品のフィラメントとタックシートを使っていれば問題は無いのですが、温度設定を間違えるとベッタリと張り付いて外すときに敗れてしまいます・・・。

破れるんだよ・・・。

(  ̄っ ̄)ムゥ

普通に使っていても10回~20回ほど使うとやっぱり敗れる・・・。

破けても勿体ないから使っていたら、事故が起こる・・・。

(´;ω;`)

タックシートは性能が良いのですが、コストパフォーマンスが駄目駄目だぁぁぁぁ!!

やはり、ノリが一番だと思う!!

ノリでプラットフォームに固定する方法!!

ヘアスプレーのケープ(スーパーハード)が一番有名!!

3Dエクストラキープ!!

3Dだと!!

専用じゃん!!

(((o(*゚▽゚*)o)))

しかし、この3Dは3Dプリンターの3Dではなかった・・・。

(´;ω;`)

そして、私はヘアスプレーのケープ(スーパーハード)fはお勧めしません。

思った以上にガッチリとくっつくベタベタ時間が短いのです。

スプレーしてベタベタになる間に、第一層がプリントされなければいけません。

この時間が短い・・・。

ヘアスプレーのケープ(スーパーハード)で上手くいかない人は、プラットフォームの温度が高く、スプレーしても乾いてしまっているからです。

また、ヘアスプレーの多くには強燃性のガスを含むものが多いので危険です。

可燃性ではなく強燃性です!!

危険なんです。

(´;ω;`)

私が一番お勧めする方法は「スティックのり」です!!

耐熱ガラスのプラットフォームの場合、スティックのりが大正解だと思う!!

100円ショップで手に入るし、コストパフォーマンスも納得だ!!

ヾ(*´∀`*)ノ

そしてもこのスティックのりで上手くいく人と、上手くいなない人がいます。

理由・・・。

スティックのりの種類です。

この2つのスティックのり、両方とも100円ショップで購入しました。

3本~5本で100えんというリーズナブルさ!!

しかし、この100円スティックのり、種類があるんです。

主剤が塩化ビニルだと失敗します。

そして、100円ショップのスティックのりには成分表記がありません・・・。

(´;ω;`)

どうやって調べるの?

はい!!

プラットフォームに塗って、100℃まで加熱して5分程冷ませばわかります。

パリパリになっていると使えます!!

スケッパーで削ってパリパリに剥げる粉になれば使えます。

(((o(*゚▽゚*)o)))

上の写真はちょっと厚塗りすぎですね・・・。

これは後で説明します・・・。

そして、駄目なスティックのりの場合は、ビニールの膜ができます。

下の写真でビローンと延びている様子です。

こんな風に膜状に延びるととい事は、塩化ビニルが主剤として使われている可能性が高く、プラットフォームへの固定材としては使えません。

理由を知りたい方は熱量変化によるポリマーのふるまいについて勉強してね!!

(ノ´▽`)ノ

私の意見!!

カプトンテープは扱いが面倒。

タックシールはお値段高目で高性能。コストパフォーマンス的に破綻している。

100円ショップのスティックのり最高!! しかし種類に落とし穴がある!!

という訳で、100円ショップに行ってスティックのりを買いに行こう!!

テストして使える奴が判明したら、大量に買い占めよう!!

100円ショップの商品は包装はそのままでも中身がコロコロ変わるぞ!!

そして、私の家の近くの100円ショップのスティックのりは買ってはいけない!!

私が買えなくなるからね!!

 

底辺の角を意識したデータを作る。

ラフト材のデータも自分で作る。

ラフト材とは、プリントされるオブジェクトの下にプリントアウトされるシート状のパーツです。

この部分がラフトです。

そして、このラフトには2つの役割があります。

  1. オブジェクトをプラットフォームに張り付かせる面積を広くして「反り」の影響を抑える。
  2. 2層~3層プリントすることにより、印刷面の水平化を補正する。

さて、ここで欲しい機能はオブジェクトをプラットフォームに張り付かせる面積を広くして「反り」の影響を抑える。という部分です。

しかし、このラフト・・・。

スライサーの性能によっては地獄の道のりが待っています・・・。

外れないのです・・・。

出力した後の表面処理が全然できないのです。

二度手間です。

泣きます。

(´;ω;`)

ということで、ガラスのプラットフォームを持っている3Dプリンターだとラフトの出力設定を意識してしない場合があります。

つまりラフト無しです。

しかし、それでは反りの影響が出てきます。

なので、自作します。

データとして作ります。

例として、立方体を出力したいとします。

なんの変哲もない立方体ですね。

しかし、このままラフト無しの設定で印刷すれば、低面積の関係上反りは避けられないでしょう。

 

なので、ラフト代わりに反りの影響を抑えるためにコーナーにパーツを配置します。

このパーツは3Dデータとして作ります。

下図の赤い部分ですね。

これがあると反りの影響をある程度抑え、プラットフォームへの張り付き面積も増やせます。

そうそう、データの作り方だけれど、隙間をなくしてね!!

そして重なる場所は無くしてね!!

これは3Dデータを作るときのお約束だ!!

こんな感じです。

赤いパーツと青い本体パーツのオフセット(隙間)は0mmです。

くっ付いてないと収縮したときに引っ張ってくれないのです。

この方法だとガラスのプラットフォームに射出されたマテリアルはツルツルで最高の表面品質が維持されます。

そして、角の赤〇パーツはポリっと折れる厚さにしておけばOKよ!!

だいたい1mm~1.5mmぐらいです。

 

やっぱりこの辺り・・・。

この辺りの煩雑さというか使いにくさというか・・・。

いゃ、工夫のしどころというか・・・。

まだまだ一般家庭の年賀状マシンのように簡単に取り扱える代物ではないようだ・・・。

そして、筐体の差が激しくで、全てのマシンに同じ方法が使えるわけではないのです・・・。

まだまだ普及しないのかなぁ・・・。

しかし、ここがチャンスだぞ!!

値段も下がった!

ブームも過ぎたかも…(´;ω;`)・・・・。

なので今こそ個人作家さんは3Dプリンターを使った方が良いと思う!!

相談に乗るぞ!!

(((o(*゚▽゚*)o)))