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全く関係ないように見えて、実は戦略的なMakerBot社とマーサ·スチュワートの関係?

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makerbot-composite-3D-printing-filaments-at-CES-2015

MakerBot社の3Dプリンターレリプリケーターシリーズの今年に目が離せない!!

3Dプリンター本体、無料の3Dモデル作成ソフト、そのソフトを使ったシームレスな出力代行システム。
MakerBot社さんは、3Dプリンターのビジネスモデルの最先端をガンガン進んでいるアメリカの会社です。

ここら辺りのスピード感がすごいよね、日本企業ではまず真似できない?

高校や大学の授業で3Dプリンターの時間を導入するようにカリキュラムを作る。

業界団体を設立して、政治家を動かして、カリキュラムを導入させる。

カリキュラムに必要な機材というか、具体的には3Dプリンターなんだけれど・・・

3Dプリンターを全ての大学や高校に導入させる。

その予算をオバマニに捻出させて、生徒たちが使うソフトは無償で提供!!

もちろんMakerBot社の3Dプリンターをガンガン売り込む!!

おかげさまで、私たち外国人(日本人)も無料で使えるんだけれどね!!

ソフト自体はフリーウエアにしているので、ソフトの稼働率や使用頻度、よく使われているツールなどを分析してフォーラムを作っているぞ!!

また、そのフォーラムも結構活発で、そこで交わされた意見を元にソフトの改善もスピーディー!!

国から予算を取り付け、学校に導入、これまでの流れでは、日本の地方自治体を相手に商売している業者の方々と同じモデルケースなんだけれど・・・

MakerBot社さんはガンガン行ってるぞ!!

その後、無料ソフトで作られた3Dモデルをシームレスに注文できるシステムを活性化させるために・・・。

シームレスな注文とは?

そうそう、3Dソフトで作ったデーターを、そのままネットで注文できるんですよ。

素材と仕上げ、住所とクレジットカードを入力すると、一週間ぐらいでプリントアウトしたものが送ってくるんです。

お家に3Dプリンターが無くてもこのテクノロジーを享受できるぞ!!

(日本でも同種のサービスを提供している会社は多数あります)

送料を度外視すれば、日本からも発注できるぞ!!

さて、MakerBot社さんはその注文の受け取りをDIYショップでも、できるようにしたわけですよ。

そして、そのDIYショップでも3Dプリンターブースを導入する資金を業界団体から捻出させています。

すごいですねぇ!!

子供は学校で3Dプリンター!!

お兄ちゃんは大学で3Dプリンター!!

パパは町のDIYショップで3Dプリンター!!

これらの凄い所は、ネットワークとスタンドアローンを上手に組み合わせているところ!!

いろいろできる3Dプリンターは、何でもできる・・・

いゃ、違った。

モノ作りの本質は、人間の願望の具現化とも言えますよね。

だから、本当に自分の作りたいものと、見せびらかして自慢したいものは違うと言うことを、MakerBot社さんは知っているんですよ。

意見を交換して自分の本当に作りたいものに、そのアイディアを注ぎ込む!!

まぁ、教えてもらったほうが早いからね!!

失敗作やテスト作品なんかは、皆には内緒にする?

完成した自慢したいモノができた時には、集まって見せびらかす!!

この見せびらかせる場所を作っているところが凄い!!

学校や町のDIYショップで顔をあわせた交流ができるところが、イイよね!!

フェイス・トゥー・フェイスというやつだよね!!

こんな戦略でガンガン行っているMakerBot社の3Dプリンターも欲しくなっちゃうよね!!

ぜひ、当社のレリプリケーターシリーズ(Replicator series)の購入をお勧めします。

こんな感じでセールスがあるわけですよ。

お客様のご予算と環境にあわせて一連の機種を発売しています。

MakerBot-Series

でも買うとなったら予算が・・・

大丈夫です!!

お客様のセンスでデザインされた3Dオブジェクトをネット上で販売出来るサイトも当社がご用意いたしました!!

だっ、だめだ!!

買ってしまうではないか!!

んーー、大変よくできたビジネスモデルだ!!

MakerBot社恐るべし!!

こんなロゴの会社だよ。

makerbot_logo

前置きが長くなってしまいますが・・・

ここからが本題!!

昨年、様々なメーカーより発表された質感重視の素材をMakerBot社製のリプリケーターシリーズ(Replicator series)専用フィラメントとして発表しました。

???

金属っぽいフィラメント?

石っぽいフィラメント?

木っぽいフィラメント?

なんで今更、大々的にプレゼンするの?

と疑問に感じた方々も折られるでしょうが!!

MakerBot社の凄いところです。

この発表と同時に、マーサ·スチュワートとのパートナーシップを発表しているんですよ。

マーサ·スチュワートって誰?

martha-stewart-at-CES-2015-with-makerbot-3D-printing-products

マーサ·スチュワートさんは、マーサ·スチュワート・エブリデイというケーブルTVの社長です。

どこにでもいるカリスマ・セレブリティーの主婦?

セレブで優雅な生活を送っているマーサの家に、各業界の専門家が「やぁ、マーサ見てくれよ!」とやって来て、様々な商品やサービスの提案をしていくというテレビ番組です。

これが結構面白い!!

なんというか・・・

黒柳哲子の「哲子の部屋」とジャパネット高田の「テレビショッピング」が合わさった様な番組です。

そして、その視聴者対象は主婦!!

この主婦のネットワークを取り込むためにマーサ·スチュワートをパートナーシップに迎え入れて戦略展開していくんだろうなぁ。

でも、実際に目の前でプリントアウトして、そのプリントアウトした何かを使うところまで来なきゃ、主婦は動かないよね。

「マーサ素敵、そのピザカッターどこで買ったの?」

「これは私がデザインしたオリジナルピザカッターよ、3Dプリンターで作ってみたの」

「3Dプリンター? うちの主人も3Dプリンターに夢中なの。でもそれって難しくないの?」

「そんなこと無いわ、メリッサ。あなたにも簡単にできるわよ。それにメリッサのセンスがあればデザインしたモノをネットで販売できるのよ。ちょっとしたお小遣いになるわ。 きっとあなたならできる」

なんて会話が目に浮かぶようだ!!

なので、金属・石・木の素材感を出せる専用フィラメントなんだ!!

だって、表面処理のためにアセトンやヤスリがけなんて面倒くさくてできないでしょ?

主婦はやらないよね?

この調子で、マーサ·スチュワートとタッグを組んで新たな顧客層に進出する!!

んーー、MakerBot社恐るべし!!

技術畑の3Dプリンター業界に主婦層がそんなに影響力があるかだって?

あるぞ!!

あるんだぞ!!

あるんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・。

え?

MakerBot社製のリプリケーターシリーズ(Replicator series)の性能は?

どうなんだろう?

わたし、持ってないし・・・

まぁ、リプリケーターシリーズ(Replicator series)も第五世代を迎えて、性能も良くなっているし・・・

本体のデザインもカッコいいよね!!

今回は、3Dプリンター業界のオセロゲームを話したけれど、MakerBot社の対戦相手もなかなかどうしてがんばっている。

その話はまた次の機会に。

長文失礼。

<(_ _)>

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