前の記事へ  «
次の記事へ   »

御家庭用3Dプリンターの脱調の原因の最終回だよー!!

[`fc2` not found]
LINEで送る

脱調の特集も3回目となりました。

脱調とは何か?

なんで脱調が起こるのか?

なんてことを書いてきたと主します。

過去記事見てね!!

(*´▽`*)

脱調というぐらいだから、やっぱりステッピングモーターに問題があるのかな?

と考えて色々調整をするのですが・・・。

脱調はステッピングモーターや印刷速度で解決できない場合が多いのです。

実は主犯は、プラットフオームの(テーブル)の水平だしが主な原因の場合が多いのです。

最初からかけよーーー!!

(# ゚Д゚)

というお叱りはごもっとも!!

m(__)m

さて、これは標準的な3Dプリンターなのですが・・・。

X軸、Y軸、Z軸とプラットフオーム(テーブル)の関係が判ればいいのです・・・。

(;^_^A

3Dプリンターには水平面が大事です!!

水平出しの手動作業ってとても大変です・・・。

最近の3Dプリンターはオートキャリブレーションがついているので、この辺りを真剣に調整する人は少なくなってきました。

(*´▽`*)

本当の水平出しという言葉は、建築現場の基礎工事などに使われる言葉だと思います。

地面に対して水平な面を出さないと、それを元に基礎工事ができないからね。

水平でない基礎の上に立った建築物って怖くないですか?

((((;゚Д゚))))カ

さて、3Dプリンターの水平出しは、プラットフオーム(テーブル)に対して、ノズルの先っちょが動く範囲で形成されているXY面が平行面にするという設定です。

だから「平行面だし」という言葉が正しいんだけれど・・・。

英語だとこの辺りは「キャリブレーションした?」

というかんじなのでしょう。

この平行面の設定が0.01mm変わっていたら・・・。

下の図はその状態を表したものです。

赤い線は、平行面出し作業が正確に行われている状態です。

青い線はプラットフオームの右側が下がった状態です。

御家庭用の3Dプリンターの多くは、印刷中にヘッドの位置を認識するプログラムが入っていません。

なので、このズレを感知できません。

印刷中に出力物にヘッドが衝突してしまい、微妙にズレても感知できずにそのまま印刷してしまいます・・・。

これも主原因の一つなんだよねぇ・・・。

( ノД`)

このズレが脱調の主な原因の場合が多々見受けられます。

小さいオブジェクトの出力ならば大丈夫なのですが・・・。

大きなオブジェクトを出力する場合に起こる場合は考えに入れておきましょう!!

(*´▽`*)

だって背が高鳴れば、その分ズレも大きくなるんだねもん!!

(≧▽≦)

この平行だし作業を手動でやるのはとても大変!!

( ノД`)

1カ月ぐらい毎日少しずつ触って調整して慣れていく必要があります。

とにかく、印刷中ずっと観察して当たるまで待ってる・・・。

時間がかかる作業だなぁ・・・。

そして、ヘッドの移動中に他のケーブルが引っかかっていた!!

なんて落ちが合ったりします。

もちろん印刷中に配線などが引っかかってヘッドの位置がズレたりすることもあるんだよねぇ・・・。

( ノД`)シクシク…

オートキャリブレーションの神話。

さて、この水平出し(平行面出し)は、オートキャリブレーション機能として多くの3dプリンターに実装されはじめました。

(≧▽≦)

いいなぁ・・・。

人の出でゴソゴソ・カチカチ合われるよりも、マシンが正確に計ってくれる方が、楽で正確でじゃないか!!

とみんな思うんでしょうかなぇ・・・。

実はこのオートキャリプレーションは、機械的に測定して水平出しをしてくれる機能なのですが・・・。

計る前の基準面がズレていたら、何度正確に計ってもズレているままなのです。

曲がった定規で線を引いても直線は絶対に引けない・・・。

という考え方です。

そして、平行出し作業を何度もしていると機械より正確に出せるようになります。

毎日修行だけれどね・・・。

(≧▽≦)

でもオートキャリブレーションはとても便利!!

そうなんです!!

とても便利なんです!!

(≧▽≦)

んじゃ、オートキャリブレーション機能がついていない機種はどうしたらいいの?

打開策はあるんですよ!!

最近はノーラフト・プリントが流行っていますが・・・。

どうしても平行出しが上手くいかない機種では、プリムのレイヤー層を増やすという事で解決できる場合が多いです。

プリムって何?

(・・?

先ずはラフト、プリム、スカートの事を説明します。

先ずはスカートです。

下の図で紫色の部分がスカートです。

スカートの役割は、ヘッドの温度を安定させて暫く出して出力を安定させるために設定します。

今のヘッドやヒーターは進化しているので、この設定を頑張っていじる事は少なくなりましたねェ・・・。

(*´▽`*)

次にラフトとプリムです。

図ではこんな感じ。

ラフトはプラットフオーム(テーブル)に出力物を張り付かせるための設定です。

設置面積を広くしてガッチリくっ付いて欲しいですよね!!

途中で剥がれたら出力事故だもの!!

( ノД`)

さて、ラフトの下に数レイヤー分の出力がされていますね。

これがプリムです。

Z軸のレイヤー設定が0.3mmだった場合、プリムが3層に設定されている場合、

0.3mm × 3 = 0.9mmということになります。

上記で説明している平行面のズレを最大0.9mm0吸収してくれるということになります。

(*´▽`*)

まぁ、そのだけ使用されるフィラメントの量が増えるのですが・・・。

数十時間出力しているオブジェクトの最後でガクンと脱調したときの脱力感を考えると・・・。

数グラムのフィラメントなかんてケチってせれないよね!!

(*´▽`*)

まとめ!!

  • 脱調の原因は、ステッピングモーターの設定より、水平出しの設定が緩い場合が多いぞ!!
  • オートキャリブレーションはとても便利だぞ!!
  • オートキャリブレーションに頼り過ぎるとちょっと危険だぞ!!
  • プリムのレイヤー層を増やすと、平行面の誤差を吸収してくれるぞ!!

今日の記事はこんな感じです。

三回にわたって「脱調」の原因と解説いたしました。

m(__)m

[`fc2` not found]
LINEで送る